できるリーダーは「何をほめる」の?

こんにちは。冨山です。
 
「人をほめるのは苦手」
「普段あまり話さないので
 急に相手をほめるのはワザとらしい」
「自分は人をほめるキャラじゃない」
 
相手を「ほめる」マネジメントを試みるものも
どうしても「人をほめられない」という人は
割と多くいらっしゃるものです。
 
「まず、
相手の何をほめたらいいかわからない」
 
そういう思いもあるでしょう。
 
そもそも、
どうしてマネジメントにおいて
「ほめる」ことか重視されるのでしょう?
 
「信頼関係の構築」のお話を続けてきたので
ほめるのも相手との距離を縮めること、と
捉えてしまう人もいるでしょう。
 
でも、行動科学マネジメントの基本は
「(相手の)望ましい行動の数を増やすこと」。
相手をほめるのも、
簡単にいえばこの目的のためです。
 
「自分の行動の結果が
 『ほめられた』という良いメリットがあるものだった」
 
だからその行動を繰り返す。
 
行動科学マネジメントの「ほめる」は
こうした狙いがあるのです。
 
「行動を増やすため」
 
だから、ほめる対象も
相手の「行動」です。
 
容姿だとか、性格だとか、
そういったパーソナルな部分をほめるのは
職場マネジメントにおいてはNGです。
 
「ほめるのが苦手」な人は
たいていこうした部分をほめることを
前提としているようです。
だから
「急にそういうコトは言いづらい」。
それはそうですよね。
 
「どこをほめるかといえば
 相手の『行動』をほめてください」
「相手が望ましい行動を取った際には、
 その場ですぐに『今のは良かった』的な声を
かけてあげてください。
 
この時、あなたのキャラは関係ない!
あくまでも「マネジエメントの手法」と捉えて
ヘンに恥ずかしがらずに実践してくださいね。

 

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