「詰め込まない」仕事術!

こんにちは。冨山です。

 
前回、仕事モードへの切り替えのコツとして
「ゆとりを持つ」という仕事のやり方について
お話ししました。
 
〝いきなり〟〝急に〟仕事に取りかかるのではなく、
ちょっとずつ、徐々に……。
 
そのため、始業前には15分程度の
アイドリングの時間を持つことが有効、
というお話しでした。
 
この「ゆとりを持つ」という姿勢、
仕事を効率的に進めるうえで
実は行動科学セルフマネジメント的に
とても大切なことなんです。
 
「リモートワークで
 オンラインミーティングの連続。
 頭を切り替えるのもひと苦労ですよ…」
 
知り合いのライターさんが
そんなふうに言っていました。
 
打ち合わせがいくつもある1日。
かつては予定と予定の間に
「余白の時間」があったといいます。
たとえば13時から14時の打ち合わせの後は
移動のため、次の打ち合わせは15時からスタート。
ころがZoomなどだと
終わってすぐに次のミーティング…なんてことも可能です。
 
便利になったからといって、仕事がラクにはならない…。
便利になった分、仕事を詰め込んでしまう…。
 
これって、毎日の仕事において
さまざまな場面で感じることかもしれませんね。
 
そこで、〝あえて〟ゆとりを持つということを
1日の仕事に組み込むべきなんです。
 
仕事には「定型業務」と「非定型業務」があります。
 
前者は「書類の作成」「○○との打ち合わせ」など、
あらかじめ決められた予定としてわかっている業務。
そして後者は、「急なトラブル対応」「長引く打ち合わせ」など、
突発的に対応が求められるものです。
 
カチカチに詰め込まれた予定のなかで
こうした非定型業務が発生してしまうと、
それこそ1日の仕事のリズムはガタガタになってしまいます!
 
そこで、スケジュールには必ず余白を作っておくこと!
 
たとえば「14:00~16:00はアポを入れない」など。
 
もちろん、非定型業務に対応するための余白です。
 
「1日のうち、何も予定がない(突発的なことに対応できる)」
 
そんな時間を設けること、
「予定を詰め込まない」ということも
上手なスケジューリングのコツです!

 
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