こんにちは。冨山です。
 
1on1ミーティングを実りあるものにするためには
信頼関係の構築が必須。
 
そしてそれは
「日々のコミュニケーション」の取り方から
生まれるもの。
 
これまでのお話、
そして日経ビジネス電子版の連載などから、
そのことはよくおわかりいただけたかと
思います。
 
行動科学マネジメントが推奨している
日々のコミュニケーションが、
「1分ミーティング」と呼ばれるもの。
 
毎朝（これが大切です！）、
１分間でいいので、相手と会話をする。
これはメンバーを集めての朝礼ではなく、
リーダーであるあなたと相手との
言ってみれば「１分間の1on1ミーティング」
みたいなものです。
 
話す内容は簡単でOK。
「今日の予定はどうなってるの？」
「あの件、困ったこととかない？」
「最近無理してない？」
なんてことだけでも、
相手の仕事の進捗状況や
仕事でつまずいているところなどは
わかるものです。
 
こうした高頻度の接触によって
お互いを知ることができて、
信頼関係は築かれていきます。
 
こうした日々の接触とともに
リーダーにはぜひ職場で心掛けてもらいたいことが。
 
それは
「言葉（指示）に具体性を持たせる」
ということ。
 
これも何度かお話ししていますね。
 
「○○さんに○○（業務の内容）を
　○○（期日）までにやってほしい」
 
簡単に思えることかもしれませんが、
多くの人はついつい言葉を端折ってしまうものです。
 
「いちいち具体的に言っていたら
　相手もウザく思うのでは？」
 
そう考えるリーダーもいるかもしれませんが、
いえいえ、相手は
あなたの指示がどんなものか、を
敏感に見ています。
 
曖昧な指示しか出さないリーダー。
そのリーダーと1on1ミーティングをしても
何も良いことはないだろう……。
 
相手にそう思われてしまっては
元も子もありません。
 
日頃、あなたの出している指示には
明確な行動や数字が入っているでしょうか？
 
今一度振り返ってみてはいかがでしょう？

 
さらに詳しく知りたい方はコチラ！
日経ビジネス電子版　冨山真由の連載記事