「変化した自分」を楽しむ!

こんにちは。冨山です。
 
「1日を振り返ってその日を気分良く終える」
 
このブログでは最近
さまざまなセルフマネジメントのやり方、
ポイントについてお話ししていますが、
あなたが何かひとつでも
「ちょっと試してみよう!」と実践されたなら、
とてもうれしいです。
 
「ふーん、そうなんだ」
「なるほど、そういうことね」
 
そう思って興味を持っていただいたなら
ぜひ実際に行動してみてください。
 
そして、行動を続けたら必ずやってほしいことが。
 
それは
「行動する前の自分」と「行動を続けた自分」を
比べてみる、ということ。
 
もちろん、一回ほどの行動では
大きな変化はないかもしれません。
 
トレーニング習慣などもそうですよね。
 
一度ランニングをしたからといって
心身に劇的な変化が現われるわけではありません。
でも、それを継続することによって、
大きな変化が。
 
これは仕事でも同様で、
たとえば私自身、
かつては人前で話すことが苦手で仕方がなかったのが
「ちょっとずつ」「徐々に」というセルフマネジメントで
苦手を克服して、
今では大勢の方を相手に講師を務めることが
仕事の中心にもなっている。
 
「人前で話すことが苦手」な自分と
「ちょっと話せるようになった」自分を比較して
その都度
「できた! うれしい!」
「できるんだ! よしよし!」
という達成感、自己効力感を味わい、
それが継続の後押しとなってきたんです。
 
「(小さな変化でもいいから)実践の成果を知る」
 
これはセルフマネジメントにおいて
とても大切なことです。
 
たとえば前回紹介した
「『グッド』『バッド』『ネクスト』で
 1日の振り返りをしてから眠る」
という手法……。
 
グッド、バッド、ネクストを書いた
毎日の振り返りノートを
1週間、1カ月、3カ月、半年といった節目で
見返してみてください。
 
振り返りを開始した当初の自分と
「今の自分」の違いに
きっと驚くはずです。
 
1週間後のちょっとした変化を実感できたなら、
その行動は継続し、
やがて大きな変化となるわけですね。
 
こうした「自分と自分との比較」は
「計測」(メジャーメント)と呼ばれる
行動科学マネジメントの大事な要素です。
 
「私、変わった!」「私、変われる!」を
ぜひ実感するようにしてくださいね!
 

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※7/19に新刊「ダラダラせずに、やるべきことに集中する技術 (知的生きかた文庫)」を出版しました。

気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。

本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。

◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
◎寝る前に「今日よかったこと」を3つ思い出す
などなど、どこで、誰がやっても、効果絶大なメソッドが満載!

 

 

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