「先延ばし」する自分を責めるのではなく…

こんにちは。冨山です。
 
「どうしてもやるべき作業を
 先延ばししてしまう……」
 
私の周りにも、
そんな人はよくいるものです。
 
「そろそろ散らかり放題の部屋の
 片づけをしなきゃ」
 
「そろそろ原稿を書き始めなきゃ」
 
「確定申告の時期だ。資料を整理しなきゃ」
 
さまざまな人にとっての
さまざまな「課題」。
 
でも、なかなか着手できない……。
 
「やる気が出なくてスイッチが入らない」
といったこととは少し違って、
「明日でいいか」
「まだ大丈夫かな」
「今すぐやることはないな」
なんて、自分に言い聞かせてみたりします。
 
「早めに着手したほうが
 スムーズに事が運ぶ」
「後になって焦らなくていい」
 
経験則的に、それはわかっていても、
でも先延ばししてしまう。
 
この現象も、
性格や精神力に問題があるわけでは
ありません。
 
「これから行う作業が大変だとわかっていれば
 なかなか動けない」
というのが、人間の本来の姿、なんです。
 
そこで、セルフマネジメント。
 
どうするかといえば
「まず、小さな行動を起こす」。
これです。
 
〝これから部屋をピカピカにする〟ではなく
〝ちょっと、本の整理だけする〟
 
〝原稿の作業に突入!〟ではなく
〝Wordソフトを立ち上げる〟
 
〝資料をすべて整理する〟ではなく、
〝必要資料のリストを確認〟
 
ホントに小さな小さな、
時間も労力も必要としない行動に着手して
それを弾みとして作業を進めていきます。
 
言い方を換えれば
「完遂をゴールと考えるのではなく、
 ひとつの小さな行動をゴールとする」
ということですね。
 
そして、その小さな行動を起こした自分を
「やったじゃん!」「始めたね!」と
ほめてあげてください。
 
「先延ばしにしている自分を責める」
なんて意味がない!
たとえそれがほんの小さな行動でも、
「やった自分を称賛する」ということが
その後の目標達成(完遂)のための
大きなポイントです!

 

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