「心を入れ替える」のではなくて…

こんにちは。冨山です。
 
「やろう、やろうと思っていても
 どうしても実行に移せない」
 
「提出期限=締め切りはわかっているんだけど、
 いつも守れない」
 
私の周りにも、そんな悩みを抱えている人が
案外多いものです。
 
本人はいたって真面目。
「別にこんな仕事、後でいいよね」
「締め切りなんて、何とかなるでしょ」
そんなことを考えているわけではありません。
 
でも、いつも同じ結果、
すなわち「先延ばし」になってしまい、
周りに迷惑をかけることもあったりして、
そのたびに激しく後悔!
 
で、「もう心を入れ替えよう!」
「もっと計画性を持とう」
と誓うのですが……。
 
何度もお話ししているように、
困難だと思われることを実行する際は
心にブレーキがかかってしまうもの。
これは「自分の心を何とかしようとしても」
どうしようもないことなんです。
 
対人関係に関しても同じようなことが…。
 
「あの人は何だか苦手」
「だからあまり話しかけられない」
 
これを
「こんなんじゃ、ダメ。
 心を入れ替えて、親しく接しよう」
と思ったところで、
その通りになるわけではありません。
 
入れ替えるのは、「心」ではなく、
「行動のパターン」です。
 
たとえば締め切りが守れないのならば、
「締め切りを守る、しっかりした人間になる」
というアプローチではなく、
「〝締め切り日〟を2日間前倒しにする」
というプランを立てる(という行動)。
 
苦手な人とも話せるようになるには
「相手のことを良く捉える」
というアプローチではなく、
「短い会話を、ちょっとだけ」
という接し方(行動)を。
 
心や感情、性格を変えることは
簡単なことではありません。
でも、自分の行動を変えてみるという試みは
誰にでもできること。
 
まずは自分の「行動パターン」の振り返りから、
問題解決のプランを探してみましょう!

 

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