こんにちは。冨山です。
前回、
「締め切りを守るためには
『もっとちゃんと!』と心を入れ替えるのではなく
自分の行動パターンを見直す」
というお話をしました。
その結果として
物事がスムーズに進む。
無駄な時間を作ることなく
スケジュールどおりの仕事ができる。
そうやって「スケジュールどおり」を
実現できたとしたら、
それはあなたにとって素晴らしい成功体験です!
そう、別に大げさなことを言っているのでも
皮肉を言っているのでもありません。
「スケジュールどおりにできた」
という望ましい効果は、成功として捉え、
もっと達成感、自己効力感を味わうべきなんです。
(それが行動の継続を後押しするということは
もうおわかりですよね)
「今回もスケジュールどおりに事が運んだぞ」
と実感するだけでも良いのですが、
もっと効果的なアクションがあります。
それは、スケジュールが完了したら
たとえば「○○の件はこれで完了!」というように
実際に「声を出す」こと。
自分の発した言葉が自分の耳に入り、
脳に刻まれる。
「言語プロンプト」という手法ですね。
こうすることで
「自分はできた」「自分にはできる」が
はっきりとしたものになるんです。
さらに、言語プロンプトと同時に
ぜひやっていただきたいのが、
「視覚プロンプト」という行動の後押しです。
これも簡単な作業です。
スケジュールが完了したら「目に見える」ように
その印をつける。それだけです。
アプリのタスクリストのチェックマークに
「完了」の印を入れるようなことでもいいですし、
カレンダーやスケジュール帳に
「完了!」などと書き込むのもいいでしょう。
つまり、「できた自分」の見える化です。
「スケジュールどおりに物事を進めることができた」
それは当たり前のことなにかもしれませんが、
そうしたことが苦手な人にとっては、
立派な「望ましい結果」です。
どんどん自分をほめてあげましょう!
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